2016年4月26日火曜日

生命の秘密を考察

生命の秘密を考察

ここのところ30~50代の若い方の発ガン率がとても高いように感じます。
元気なはずの若い世代の方々の病気が目立つのに対して、70~90代の溌剌とした方々と接する機会はとても多いです。
元気なお年寄りは、ミドルエイジを乗り越えてここまで来られたわけですが、その違いは何か?

私は昭和38年生まれですが、ちょうどその頃より、インスタント食品が普及し、食事が欧米化、甘いおやつなどがチラホラ出始めました。
それ以前は、日本人の代表的食事は、ご飯、味噌汁、焼き魚、野菜の料理、お豆腐、漬け物等が定番。
私が小さい頃も、両親が働いていたので、お婆ちゃんが本来の和食を作ってくれていました。

時を経て、女性が社会へどんどん進出し、核家族化が進み、便利な食事、インスタント、お総菜、外食、ファーストフード、スナック菓子、いつでも食べられるスイーツなどが世の中に氾濫しています。
今のお年寄りも現在はこのようなものをふんだんに食べておられますが、細胞分裂が盛んだった幼少~青年期にはこのような食事を口にされていません。
つまり、細胞分裂が活発な若かりし頃の食習慣が、大きな影響力を持つのではないか?

と考えています。

もうひとつは、ストレスの受け止め方!
勿論個人差はありますが、戦時中を乗り越えて来られた方々は、混沌とした状況を、今を生きることを大切に乗り切ってこられたせいか、とても丈夫で明るくストレスのコントロールが上手い気がします。

逆に完璧症であったり潔癖症で神経質であると、ストレスに影響されやすいと思うのですが、世の中が平和になってからの方がこのような精神構造の人が増えているのでは?
と感じます。

今からでも養生に手遅れはありません。
食事も考え方(心のクセ)も手当ても運動も、体の声を聴いてあげる・・・という習慣が身につくと、格段に生命力がアップすると思います。
元気に活躍しておられるお年寄りから、多くのことを是非学んでください。

0 件のコメント: