2016年6月22日水曜日

万寿酵素と手作り酵素

万寿酵素と手作り酵素

最近は大変な酵素ブームもあって、手作りの酵素ドリンクを楽しんでおられる方も多いと思います。
よく、お客様から”私が作った酵素ドリンクと万寿酵素とどう違うの?”という質問を受けますのでお答えしてみますと

その1・・・原料
手作りの場合は、フルーツや野菜、野草等を単一叉は複数ブレンドしてお好みのものを作れることが醍醐味ですね。
万寿酵素の場合は、原料の7割が野草で厳選された80種類の薬効をもつ野草が使われています。
その中でも、特に良質なヨモギとウコンの割合が多く、血流改善、体温上昇、抗炎症、肝機能保護、清熱解毒作用等の薬草のもつ薬効が期待できます。また、薬草の性質のバランスを平に調整してあるので、どなたが服用しても副作用等が起こる心配がありません。

その2・・・薬効成分の抽出方法
手作りのものは、生のフレッシュ原料を水洗し、その1,1倍の白砂糖を加えて浸透圧で抽出してゆきますが、万寿酵素は80種類の薬草をブレンドしたものを釜に入れて沸かし、90度の熱を2時間かけて薬効成分を抽出してゆき、非常に濃い煎じ薬となったものを発酵させてゆきます。

その3・・・発酵を促す菌体
手作りのものは、毎日二回、綺麗に洗った自分の手で内容をかき混ぜ、掌の常在菌が発酵を促してゆきますので、同じ原料を使っても、作った人により味も変化してゆくこと、毎日愛情をかけて育ててゆくことが醍醐味ですね♪
ただし、手に傷口があったり、水虫がある方、体調が悪く抗生剤等を飲んでおられる方は、この作業を控えた方が無難です。(冷や汗)
万寿酵素は、熱抽出した薬草エキスにハチミツ、黒砂糖、オリゴ糖を加え、煎じ液が冷めたところで、40度で予備発酵させた酵母、麹、乳酸をミックスした菌体を加えて発酵させています。

その4・・・発酵条件
酵素ドリンクを作るにあたって、最も大切なことは良質な発酵を促すことです。
腸管免疫に影響を与えるには、相当数の菌体が必要で、発酵条件が整っていることが大切です。
万寿酵素の発酵は、低温多湿な発酵に適した上越市に工場があり、なおかつカメによる遠赤効果と豊かな対流構造で良質な発酵が促されています。

品質と衛生的な管理が行き届いていて、60日を超えるとアルコール発酵が始まります。

このアルコール発酵により、ブドウ糖がマンニトールという希少糖に変化してゆきますので、万寿酵素の甘みがガンのエサになったり、血糖値を上げたりする心配はありません。(最後にはアルコール分を蒸発させています)
希少糖は、インスリンによる代謝を受けず、イス取りゲームのようにブドウ糖のイスに腰掛けることで、血糖値が上がるのを阻害するので、むしろ血糖値を下げ、脂肪への変換を防ぐ方向へ働きます。

一方手作りのものは、一定の条件下で育ててゆくことは難しいので、条件によっては発酵が進みすぎてしまったり、雑菌が侵入して腐敗することも無いとは言えません。
発酵が進みすぎて酸味が強くなると、腸内免疫にとってあまり良いことではありません。

腐敗するとアンモニア臭に似たツンと鼻をつくニオイがするので、この場合は廃棄してください。
叉、飲むタイミングによっては、血糖値に影響したり、アルコール分が残っている場合もありますのでご注意ください。

このように個人で酵素ドリンクを作る場合には、特に衛生面に注意していただき、美味しくいただけるタイミングを大切にされれば、ご自分の体と味覚にあった酵素ドリンク作りが楽しめるかと思います。

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