2016年7月26日火曜日

夏は結石発作に注意

夏は結石発作に注意

四季がある地域では、夏場はその他の季節の2倍近く結石発作が起こっています。
結石発作は、高気圧に覆われて晴天であると少なく、気温が20度以上あると増加すると言われます。
特に最近の日本の夏は、一昔前よりも平均気温が上がっており、非常に暑い日が続きます。
連日、汗をかいて、夏の後半はすべての人が脱水気味。
汗をかくことにより、尿が濃縮されることが結石発作の原因になります。
また台風が接近したり、低気圧の急激な到来により、尿管が閉塞気味になって、結石発作が誘発されますので、このような時も要注意!

結石発作の予防には、汗をかいたら水分を補給することと、肥満を解消することも大切です。
尿路結石の原因となるのがシュウ酸の摂りすぎです。
シュウ酸を多く含むのは、ほうれん草、たけのこ、さつまいも、レタス、ブロッコリー、ナス、紅茶、コーヒー、玉露、ココア、バナナ、チョコレート、アーモンドなど
シュウ酸は、海藻や青魚などのクエン酸、カルシウム、マグネシウム、などにより、吸収が抑えられますので、併せて食べることをお勧めします。

また、胆石の原因になるのがコレステロールを主成分とするものです。
脂っこいものや、アルコールの摂りすぎに注意してください。
特に、夏場のアルコールやカフェイン類の摂りすぎは脱水につながり、尿が濃縮されるので、要注意です。

結石の排出や溶解には、タンポポ茶(ショーキT1)がとても有効です。
その他に、切り干し大根に煎じ汁も手当て食としてよいでしょう。

男性の7人に1人、女性の15人に1人が結石をもつという、いわば国民病になりつつある結石ですが、ここ大垣は石灰質土壌の関係で、結石発作日本一と言われる地区です。
浄水器を上手く利用することも大切ですね!。

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