2016年8月9日火曜日

個々に合う養生とは?

個々に合う養生とは?

先日、いずみの会さん(名古屋を拠点としたがんの養生をされている会)の定例会に出席させていただき、多くの方が”自分は何を食べたらよいのか?”という食事に対する疑問や不安を抱いている方が多い感がしました。

玄米菜食によりがんを治している方がいる。
でも自分には合わないと感じ始めている。
基本は玄米菜食だけど、肉や魚も食べている人もいる。
一体何が正解なのか?

こんな疑問が出るのは当然だと思います。
”全ての人がこの食事療法で治る!”・・・といった考え方でいると、このような疑問が生じてしまいます。
実は、がんになった原因も様々なので、それに気づいて治す食事や方法も様々であって当然です。
では、自分はどうすれば???

これを解決するためには、自分の今の病の状態をよく見分けることが大切(弁証)
病気になるには
1,自分の体の抵抗力が落ちている・・・(気力、血液、津液等のどれかに不足がある)

2,病邪が強い・・・(気血津液の停滞等が生じ、解毒できない物質で体が汚れている)

のどちらかであったり、そのバランスがうまくいっていなかったりである。

この飽食の時代では、後者が原因で発病することが多い為に、玄米菜食が提唱されることが多い。
玄米は適切な栄養を含んでおり、補う力もありますが、腸管を刺激して解毒する力がとても大きく、抗酸化力(清熱解毒力)もあります。
また、野菜は体液のバランスを弱アルカリに整え、がんが成長しにくい環境を作ります。


けれども、手術や抗ガン剤等で体力が低下して、痩せてゆく、アルブミンが低い、貧血、リンパ球低下等の栄養不良状態にあると、がん性悪液質が進行し、がんの分裂を助長するので、血になる物を補給してゆかねばなりません。

具体的な食材については、体質と病状からチョイスする、薬膳の弁証施膳が役立ちます。

12月の定例会では、具体例をもとに解説してゆきたいと思います。

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