2016年7月6日水曜日

100の講演より1の演奏

100の講演より1の演奏

当薬局が養生の一環として、講演の後にミニライブ(演奏付き講演)をはじめて5年になります。
その場に居合わせた方々が、少しでも元気になってくださったら!!!
という気持ちで趣味で始めた演奏でしたが、特にがんの養生中の皆様にお届けした演奏が、大いに喜ばれ、
”生きるか死ぬかに必死で、音楽を聴く余裕もなかった!まさか勉強会で音楽を聴けると思わずとても癒されました!”
”心が洗われて、涙がわけもなく出てきました。心のしこりがとれてゆくようで、生きる元気をもらいました!”
”音楽って素晴らしいですね、気持ちが解放されて涙が溢れて止りません、不安が何処かへ行ってしまいました!”
と感激され、こちらも勇気をいただけて、演奏付き講演は定番にしよう!と決意したのを、昨日の事のように覚えています。
フルートを始めて間もない、つたない演奏でしたが、”人前で吹くこと、経験を重ねることが何よりの勉強!大いにやりなさい!”
と後押ししてくださった菊地師匠、由川師匠の両先生の有り難いお言葉に勇気付けられました。

私達の演奏をきっかけに、大きな音楽の輪が出来はじめました。
名古屋を拠点に、がんの方の為の食養生、手当ての仕方、心を解放する合宿、講演会、自然農法の野菜作り等に取り組み、”がんでもこんなに元気!”を発信している織田さん主催の”めぐみの会”さんが、音楽部”めぐみ音”を立ち上げ、精力的に活動されています。
勿論、メンバーはがんを体験している方々です。

講演は言葉の情報であり、左脳に働きかけて理論を構築しながら、理解することによりジワジワと意識に働きかけてゆきますが、演奏は耳から右脳に入り、即感性に働きかけ、瞬時に心を解きほぐす力があります。

めぐみ音の皆様は、日進市での定例演奏会で力をつけて、今後いずみの会(名古屋でも大きな、がんの治癒力をアップする会)でのミニコンサート、名古屋大学病院中央診療棟でのコンサート、愛知県がんセンターでのロビーコンサート等で活躍される予定です。
音楽そのものが素晴らしいことは勿論ですが、がんを体験している皆様が、元気に演奏されることは、同病でお悩みの多くの患者さんに、希望と喜びを与えてくれると思います。
そして、がんでも元気に活躍されている皆様は、社会的にも大きな貢献を果たされることと思います。

昨日は、めぐみ音の練習が愛知県東郷町の織田さん宅で行われ、私も参加させていただきました。
音楽監督をされている臼井さんをはじめ、皆様と音楽で楽しいひとときを共有できました。
仲間がいることは、素晴らしいです。
不安も飛び去り、リラックスできる・・・すべてセロトニンの上昇につながりますね。

セロトニンは、仲間意識や、リズム運動、音楽等で活性が上がり、セロトニンが増えればリンパ球の働きも高まります♪
めぐみ音では、オリジナル曲・・・めぐみの詩、明日があるさ・・・がんの皆様用替え歌バージョン等も練習して、コンサートに備えています。
必ず皆様の元気をお約束しますよ♪

私もめぐみ音の一員になれて、光栄です・・・”がんを体験していて良かった(笑)”

お揃いのカラフルなTシャツも素敵!
我が家のニャンズも仲間入り!?

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