2016年9月21日水曜日

次の検査までが不安でたまらないとき

次の検査までが不安でたまらないとき

検査が近づくと不安でたまらなくなり、夜も眠れない・・・と訴える方がとても多いです。
では、どうして検査が不安なのでしょう?

悪い結果が出たらどうしよう・・・?
養生しているのに、結果が悪かったらどうしたらいいの?
結果が悪かったらこの先どうなってゆくのか?
辛い治療を勧められたらどうしようか?
先生に叱られたり、脅されたり、余命を宣言されたりしたらどうしよう?・・・・等々ではありませんか?

これは、おそらく検査が恐ろしい物、良からぬ物、今の生活を出来なくさせる物、行動を制限されるもの、心身にダメージを与えるもの・・・というような負のイメージがあるからではないでしょうか?
このようなイメージがあると、検査結果に捕われて右往左往してしまいます。

病気の治療や養生において、今の状態を知ることはとても大切なことです。
中医学においても、四診をフルに使って、今の体調や状態を把握して、漢方を処方したり、養生を考案します。
ですので、検査は、これからの養生の仕方を知る手がかり、参考資料として前向きに受け止めてください。

結果が良くなかった時は、
1,養生の仕方のどこかに問題点があったのかもしれないので、もう一度検討してみること
2,養生が効いてくるには3ヶ月以上の時間を要することが多いので、今良くなる課程かもしれないこと
3,検査の値だけでなく、食欲、体調、顔色など、総合的な状態も考慮して方策を練ること
4,先へ先へ考えると誰でも当然不安になるので、今の養生がぶれなければ大丈夫!と信じること
5,先生が叱ったり脅したりするかもしれないけれど、主役は自分!自分の人生は自分で決意すればよいこと

要は、結果に翻弄されるのではなく、検査は元気になるための道標!
と思えば楽になると思います。

また、どうしても検査が不安で免疫力が下がってしまう・・・という性分の方は、定期検査の頻度を減らした方がよいかもしれません。
その代わりに、養生に打ち込んで、自信がついたあたりで検査を受けてみてはどうでしょう?

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