2016年9月28日水曜日

抗ガン剤とのつきあい方

抗ガン剤とのつきあい方

多くの皆様の、抗ガン剤に対する不安図式

1,抗ガン剤を勧められて治療を受けたところ、一度は小さくなった (抗ガン剤は効いていると確信した・・・主治医への信頼の気持ちが高まった)
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2,治療は終わったが、1ヶ月もしないうちに、前よりも大きくなった (これは、抗ガン剤を止めたからなんだ・・・と思った)
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3,再度抗ガン剤を勧められ、治療を受けたが、今度はさほど効かなかった (自分に合う抗ガン剤があるはずだから、受けてみよう・・・と思った)
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4,さらに強力な別の抗ガン剤を勧められて治療を受けたが、しんどくて体がヘロヘロになった (おかしいな?・・・前はこんなにしんどくなかったのに)
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5,抗ガン剤をやりたくないが、怖くて止められない (これ以上続ける自信がないけど、止めたら大きくなるだろうし、先生に診てもらえなくなったら怖い)

多くの皆様から、このようなご相談を受けていますが、根本的な勘違いは、抗ガン剤は根絶治療ではないことです!!!
抗ガン剤の特徴は

1,初回~3回目までくらいが一番よく効くが、次第に耐性を生じやすく、とりこぼしが出てくる
2,抗ガン剤は分裂していない細胞には効かない
3,毎日分裂している、骨髄や消化管粘膜、毛母細胞などの正常細胞は確実に叩かれる

4,抗ガン剤をやることで、本来のガン化を防いでいる免疫細胞がダメージを受け、新たに発ガンしやすくなる
5,抗ガン剤がガン細胞の炎症を刺激促進し、分裂や転移、ガン細胞強化などの活動を強める

一方このような事実があります!

1,最初、何も養生せずに抗ガン剤を受けたときは、大変なダメージがあったが、その後養生を1年近くした後、抗ガン剤で小さくしてから手術を受けるために抗ガン剤を数回のみ受けたが、副作用がほとんど出なかった。
2,養生をしっかりしていて、抗ガン剤がよく効き、なおかつ副作用も殆ど出ずに、その後順調に7年目を迎えている

これが何を意味するかといいますと、免疫力、扶正力、治癒力というのは、どのような条件においても治る力を後押しするもの!!!
ということです。

抗ガン剤とのつきあい方結論は

1,抗ガン剤は、漫然とやるものではなく、例えば手術のために小さくする、詰まりを取り除くなどの目標があるときに最小限使う
2,抗ガン剤をやる前、最中、やった後、必ず扶正力を高める養生を並行して行う
3,抗ガン剤終了後はとくに養生を強化し、扶正力を高める

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