痛風の養生の仕方
痛風は、一昔前は”贅沢病”と言われ、動物性食品、食肉加工食品、洋菓子、ビールなどのアルコールの摂りすぎ(尿酸の原料となるプリン体の多い食品)が痛風を招く・・・と言われておりましたが、実は一番の原因はストレス!!!ということがわかってきました。
プリン体の産生は食事からが2割、残りの8割は体の新陳代謝から作られます。
過労、ストレス、筋肉を使う運動のしすぎ等があると、細胞は壊され、作り替えが亢進します。
プリン体からは尿酸が作られますが、ストレス過剰な状態であると、インスリンの濃度が上昇し、尿酸の排泄が阻害され、その結果尿酸値が上昇します。
結晶化した尿酸は、足の親指外側、耳たぶ、腎臓、関節に集まりやすく、激痛を引き起こします。
痛風発作を起こさないためには、慢性的なストレスを改善すること、もっと言えば、インスリンの立ち上がりを防止すること、即ち血糖値を急上昇させないことに直結します。(ストレスホルモンが出ると、血糖値が上昇し、インスリンが放出される)
忙しくて、ストレスフルな人ほど、痛風になりやすい・・と言われていますが、忙しい人は生活を顧みる余裕もなく、疲れているとブドウ糖を欲しやすくなります。
即ち、食事でもご飯物、丼、麺類などの炭水化物にまず手が出やすくなります。
そしてストレス解消手段になりやすいのが、甘い物やアルコール、がっつりした肉類です。
そこで、血糖値の急上昇を防ぐ工夫として、野菜や海藻、きのこ等のおかずやスープから召し上がり、次にタンパク質や油脂を含んだメイン料理、そして炭水化物やフルーツ、甘いお菓子は食事の最後に軽めに食べてください。
牛乳やヨーグルトは尿酸の排泄を促進すると言われていますが、環境ホルモン摂取によるストレスを考えると、過剰摂取は禁物です。
1日にコップ1杯程度がよろしいのではないでしょうか?
こちらの薬局で効果を上げているのは、タンポポ茶(ショーキT1)を朝晩お茶代わりに服用いただく方法です。
ショーキT1の効能成分の糖鎖は、余分な糖分を鎖に巻き込んで排泄する他、尿酸を直接排泄する働きも持っています。
3ヶ月の服用と生活改善により、ほぼ100パーセントに近い方が尿酸値を下げて、発作を防いでいます。
又、痛みを起こす尿酸を部分的に集めないためには、末梢の血流改善が大切です。
漢方薬では、田七人参製剤の循環元など、そして足湯もよいです。
近くに温泉施設がある方は、高濃度炭酸泉を選んでゆっくりと浸かってくださいね。
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