2017年3月29日水曜日

がんの勢いが強くなったとき

がんの勢いが強くなったとき

悪性度の高いがんと、そうでないがんとの違いは、炎症の激しさと分裂の勢いの違いと言える。
悪性度が高いがんは、”このままではヤバイ状態だから、どんどん分裂して生き残らなきゃ!”というスイッチが入ってしまったがんのようです。

そのヤバイ状況とは、精神的なストレスかもしれないし、食事等による体内環境の汚れかもしれないけれど、とにかく脳が”このままではいけないから、生き残りをかけて、修復を促進しなきゃ!”という指令を遺伝子に送った状態です。

何とかこのスイッチをオフにするためには、脳が指令する緊急事態を取り除くこと(原因は個々により様々)
がんに罹れば、不安と苦しさに満ちた毎日になりかねないと思いますが、それ自体が分裂へのスイッチを押し続けることなので、心の平安と幸せな感情を無理矢理にでも取り戻すことが必要です。

1日1つでよいので、誰かを喜ばせることをしてみてはどうでしょう?
勿論、自分が喜ぶこともOKですが、他人が喜んでくれるのは、さらに効果が高く、免疫力アップへのスイッチが入りやすいようです。

さて、悪性度が高いがんに罹っているかどうかを知る手がかりとしては

ここ1~3ヶ月くらいの検査で、
1,貧血が進んできた
2,アルブミンが低下して4を割った
3,リンパ球が減少し、1000以下
4,体重が5キロ以上減少
5,肝機能の値が悪くなってきた
6,顔色、指先、手の筋などが黒ずんできた・・・等

このようなことがあれば、内部炎症が激しく、がんの勢いが強くなっている証拠です。

早急に、清熱解毒の養生と、リンパ球やアルブミンを増やす養生に切り替えることをお勧めいたします。

極端な食事制限をしていると、リンパ球もアルブミンも低下してしまいます。
どちらもタンパク質から作られるので、プロテインスコアの高い食材を選ぶことが大切です。
アルブミンが低下すると、慢性炎症を抑える力が低下してしまいます。

タンパク質はがんのエサになるから怖い・・・と考えておられるかもしれませんが、タンパク質を摂らなくても、がんは宿主の体からタンパク質を奪って増殖してゆきます。
そうなると、ますます炎症は盛んになり、体力と免疫力は低下してしまうので、宿主の体力を補うことが最も大切なのです。

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