2017年6月1日木曜日

体調に合わせて野菜をチョイス

体調に合わせて野菜をチョイス

栄養のバランスを主食(炭水化物)、主菜(タンパク質)、副菜1(抗酸化力、代謝力)、副菜2(解毒力、腸内免疫力)で摂る方法は、すでにご紹介しましたが、皆様順調にやっておられますか?
主食とメインのおかずは、意外に簡単に出来そうですが、副菜の部分で迷ってしまう・・・という声が多いようです。
副菜は野菜類が中心で、意外と不足している人も多いようなので、今日は体調に合わせた野菜の摂り方をご紹介してみます。

1,体のどこかに痛みやだるさがあるとき
このような症状は、酸化によるもの・・・食べ過ぎ、飲み過ぎ、寝不足、過労などは、すべて酸化を促進させ体を老化させてゆきます。
このようなときにお勧めの食材は

◎・・・青物(葉物、青汁)、カラフルな色物野菜(パプリカ、ピーマン、人参、ブロッコリー、なす、トマト、かぼちゃ等々)
葉緑素をたくさん含んだ葉物野菜や、色素を含んだカラフル野菜は、抗酸化酵素をたっぷりと含んでいます
生もしくは、軽く蒸して温野菜サラダとして摂ってください

◎・・・酢の物やマリネ、レモンや梅干しなどの酸味の食材
酸味はクエン酸回路に入り、エネルギー産生を助け、疲れを素早く取り除いてくれます


◎・・・漬け物、キムチ、納豆、味噌、こうじ、酵素ジュースなどの発酵食品
弱った胃腸の働きを助け、消化、吸収、代謝すべてを補ってくれます

2,便秘、下痢などお腹の調子が悪い、皮膚に発疹ができたり、アレルギーがあったりするとき
食物繊維を含み、腸の免疫を活性化し、腸の大掃除をしてくれるものを選びます

◎乾物・・・切り干し大根、干し椎茸、乾燥ワカメ、湯葉、高野豆腐などの乾物は、お腹を温めると同時に、腸内の毒を吸い取ってくれる食材です

◎海藻、きのこ、こんにゃく、根菜類・・・食物繊維を含み、腸内免疫を刺激して、崩れた免疫バランスを中庸に保つ食材です

◎淡味野菜・・・白菜、キャベツ、セロリ、大根、玉葱、きゅうり、冬瓜など、味が淡く、色も色素が少なく白っぽい野菜は、利尿を通じて解毒を助けます
スープなどにして濃い味をつけずに召し上がってください。

★解毒をしたいときは、味付けは薄くすることが鉄則です。
甘味、塩味など味付けを濃くすると、食材そのものの解毒効果が落ちてしまいます

★逆に、エネルギーが不足して疲れているとき、例えば、運動のしすぎや、汗のかきすぎなど、消耗しているときは、解毒よりも補うことが大切です
甘酢料理や、少し濃いめの味付けにより、栄養の取り込みが促進されます

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