2017年6月7日水曜日

見えない鳥かご

見えない鳥かご

失感情症とか、失体感症という言葉をご存じでしょうか?
あまりにも、自分の感情を抑えて我慢してしまうことにより、感情を失い、辛いなどの感覚も感じなくなることをいいます。

例えば、
1,やりたい習い事がある・・・・でもお金がかかり、予算的にも時間の都合でも無理・・・我慢しなきゃ!!!
★その結果、自分は本当は何が楽しくて何をやりたいのかわからなくなり、楽しみがもてなくなった。

2,本当は家業を継ぎたくない・・・・でも継がなければ家業が潰れるし、顰蹙を買う・・・仕方なく、本当に自分のやりたいことは我慢せねば・・と思う
★自分は籠の中の鳥で、逃れられない、自由に羽ばたくことができない、そして心が封じ込められてしまった。

3,共働きをしながらの親の介護で、寝不足で完全に体に支障をきたしている・・・・でも親を看るのは当然だし、自分しかやる人がいない・・・本当は解放されたいけれど、辛くても頑張らざるを得ない!!!
★親を看るのは当然で当たり前・・・と言う常識(洗脳)で育ったので、辛くても辛いと感じられない。

上記の三つのケースで、共通して言えることは、小さい頃からのしつけ、観念、常識などが潜在意識に植え込まれ、ある一定の思考パターンに洗脳されていることにより、それから容易に逃れることができずに、がんじがらめになっていることです。

他人から見れば、
1のケース・・・大垣市かがやき成人学校みたいな、予算の負担も少なく、気楽に始められる講座もあるじゃん♪
2のケース・・・全部自分を自己犠牲しなくても、できる範囲で折れ合いをつける方法も必ずある!
3のケース・・・家族が火の車になりながら介護するのがベスト?とは限らない。介護システムを上手に利用することで、家族の負担が減って、お互いの人間関係が円満になったケースも多い
等々。

つまり鳥かごに閉じこめられていると感じているのは本人のみで、他人にはその鳥かごは見えずに自由に羽ばたける。
この見えない鳥かごは、自分の潜在意識が勝手に作り出した化け物で、それに気づけば籠を魔法の力で消すことが出来るのです。
魔法の力とは、たまたま植え付けられた潜在意識の塗り替えです。
自分が~せねばならない!!!~であらねばならない!!!と思っていることが、本当にそうかどうか?
他の生き方をしてイキイキと暮らしている人もいるのでは?
ということに気づけばよいのです。

見えない鳥かごに捉えられ、籠の中の鳥状態になっている方・・・失感情症、失体感症が続けば、心と体に緊急スイッチが入ります。
心のスイッチは鬱病を招き、体のスイッチは発がんに至る慢性炎症を促進します。
一刻も早く、籠の鳥の呪文を取り除いてくださいね♪

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