2017年6月20日火曜日

補剤の使い分け

補剤の使い分け

体に必要な補剤を使うとき、五臓の中のどの臓を補うかを見極めることがポイントになります。

養肝・・・肝臓が疲れると、気力がなくなり、憂鬱になってすぐにため息が出る。
お腹が張って食欲がなくなり、暑さ寒さなどに対する自律神経の対応も悪くなる。
このような時は、新ノーゲンで養うとよい。
新ノーゲンは、脳を養う成分でできているが、実は脳を養うことは気の巡りや自律神経の反応を良くして、肝を養うことにつながる。
また、血液が足りない、タンパク質が足りないなどの状況でも肝の働きが低下するので、必要に応じ棗参宝、エネスポなどを使う。

養心・・・心臓が疲れると、動悸、息切れ、不安、不眠、立ちくらみ、めまい、足の浮腫、夜間尿などが起こりやすい
これに対応するのが、コルマータQ10。
心臓の1回拍出量を増やし、血行動態を改善し、心の働きを補う

補脾・・・脾が疲れると、食欲がない、元気が出ない、お腹がもたれる、下痢や軟便が続く、手足がだるいなどの症状が出やすい。
食べることは生きることにつながるので、長くこのような状態が続いている場合は、紅参コンクで強力に脾胃を助ける。
万寿酵素で、消化、吸収、作り替え、解毒などの全ての働きを円滑に整えるのもよい

補肺・・・肺の働きが低下すると、咳、痰、息切れ、息苦しさ、声が出にくいなどの症状を呈する
このときは、スーパー紅景天で、肺の酸素効率を高めてあげるのがよい

補腎・・・腎の働きが低下すると、全ての老化につながる。
特に、足腰の筋肉が萎えて、痛みやだるさを訴える他、夜間尿、尿が出にくいなど、下半身の症状を伴いやすい。
このときは、すべての必須アミノ酸を含んだエネスポを選択する。
アルブミンの値が低いときは、コルマータQ10や棗参宝などの養血剤と併用する。

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