2017年6月21日水曜日

夢見占い・・・淫邪発夢(霊枢第43から)

夢見占い・・・淫邪発夢(霊枢第43から)

ここのところ、明け方立て続けに2度ほど嫌な夢をみた。
水害で、大きな波に飲み込まれそうになる夢・・・明け方4時半頃
妊娠し、身重で体が重くて仕方ないところ、水害で水かさが増してきて、階段を昇るのがしんどく、逃げ遅れそうになる・・・明け方5時半
いずれも陰湿極まりない夢で、腎が冷えて生命力が消耗している夢である!

西洋医学的には、夢はレム睡眠のときに見ることが多く、眠りが浅いとその内容をよく覚えている。
一般的に、明け方になるにつれ、眠りは浅くなるので、明け方の夢を覚えていることが多い。
夢は、最近起きた出来事や精神的なダメージなどをデフラグし、脳をスッキリさせるために見ているという。

東洋医学的には、過労や飲食不摂、ストレス等により体に邪気が入り、精神的に不安定になったときに夢をみやすく、邪気が五臓をかき乱すことにより、特徴的な夢を見るとされる。

陰の気が盛んであると、大河を徒歩で渡り恐れおののく夢
陽の気が盛んであると、火事の夢
陰陽ともに盛んであれば、戦争や殺し合う夢
上半身に気が昇れば、空を飛ぶ夢
下半身に気が沈めば、深い所に落ちる夢

心に邪気あれば山火事の夢
肺に邪気あれば飛び上がったり、金属製の奇怪な夢
肝に邪気あれば山林の樹木の夢
脾に邪気あれば丘や沢や破れ家で風雨に遭う夢
腎に邪気あれば深い淵をのぞきこんだり、水中に沈む夢・・・・等
他にも具体例がたくさん書いてあるので、興味のある方は是非、霊枢43話の淫邪発夢編をお読み下さい。

それで、自分の夢はというと、ここのところ生死の瀬戸際にあり、せっぱ詰まったご相談を数多く受けており、これが日常の仕事と言えばそれまでだが、夢見からすると、かなり精神的に堪えているみたい・・・(涙)
これには、補腎の養生は勿論だが、五臓の相生、相克、相乗、相侮の関係から紐解いてみると、腎気を克する脾気の憂いの感情を持ちすぎてはならない。
憂いをなくすためには、脾の母である心気の喜びの感情を強めること。
簡単に言えば、クヨクヨせずに、楽しいことを見つけて良く笑うことが大切。
さらに、腎の母は肺なので、肺気を巡らすこと・・・これには歌や管楽器をやること、深呼吸や気功。

やっぱり、フルート吹かなきゃね・・・(汗)

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