眩暈における、かぎかずら&新ノーゲンの使い分け
春先~夏本番にかけて、眩暈発作で悩んでおられる方が増えています。
特に、寒い日の翌日に、急に暑くなった日や、エアコンが効いた部屋から急に暑い屋外に出たときなどに、気分が悪くなり、眩暈が始まることが多いのです。
これは、暑さ寒さのストレスに、自律神経がうまく対応せず、即座に適切な血流動態を作れないことが原因で起こる眩暈で、過労、寝不足、血液不足、運動不足、持続するストレスがあると、自律神経の反応性が悪くなります。
急な暑さや、熱籠もりが起きると、体にある湿が熱に炮られて痰が集まり、痰が気血を塞ぐようになると、眩暈や痙攣を起こしやすくなります。
従ってこのような発作が頻発するときは、自律神経脳を養う補剤と、化痰作用のある瀉剤とを併用します。
この補剤に属するのが、新ノーゲンで、主成分は、脳細胞膜の原料となる大豆ホスファチジルセリンから出来ており、その他に脳の酸化を防ぐヤマブシダケ、神経の伝達を良くするトウゲシバエキス、脳の血流量を増やすイチョウ葉エキスが配合されており、弱った脳の機能や自律神経脳を補助する働きがあります。
眩暈の他にも、記憶力が低下、集中力が低下、気力が湧かない、物忘れ・・・など脳の疲れがある方の補剤として、使用することができます。
そして、もうひとつ、お勧めしたいのが、かぎかずらです。
かぎかずらは、鎮静と降圧作用がある、釣藤鈎の葉、ひきつけや痙攣を収め、化痰開竅作用がある、白姜蚕、石菖蒲等が配合されており、熱籠もりと痰により、脳の働きが損なわれるのを防ぎます。
急な発作には、かぎかずらを用いて手当てをするのがよいですが、この発作を起こさないためには、新ノーゲンで自律神経の働きを養うのが良いのです。
特に、更年期にさしかかり、しばしばのぼせたり、気分が悪くなりやすい傾向の方は、暑さが落ち着くまで併用されると快適です♪
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